マンジャロは本当に痩せる?効果・痩せない理由・運動の必要性をトレーナーが解説
結論|マンジャロは高確率で体重が落ちる。でも注意も必要
「食欲が自然に減って体重が落ちた」という声が多く聞かれるマンジャロ。
実際、高確率で減量効果が出やすいとされ、医学的にも一定の成果が報告されています。
ただし、体重が落ちてもすべての人が「理想の見た目」や「健康的な体型」を手に入れられるとは限りません。
・体重は減っても、見た目はあまり変わらない
・筋肉が落ちて代謝が下がってしまう
・薬をやめたらすぐにリバウンドした
といった声も実際にあります。
つまり、痩せられるかどうか以上に「どう痩せたか」「どう維持するか」が大切。
医師の指導のもと、安全に使えていたとしても、運動や食事習慣をおろそかにすれば、効果は長続きしません。
この記事では、マンジャロを使っても痩せない原因や、併用すべき習慣・注意点、リバウンドを防ぐ考え方を詳しく解説していきます。

マンジャロで「痩せたと感じる人」の特徴
マンジャロを使って実際に体重が落ちたという人たちには、いくつか共通点があります。
食事量が自然に減った
マンジャロの最大の効果は「食欲の抑制」です。
空腹感が少なくなり、間食やドカ食いが減ったことでカロリー収支がマイナスになり、体重が減ったという声は非常に多いです。
無理な我慢をしていない
通常のダイエットでは、強い意思や我慢が必要になることが多いですが、マンジャロ使用者の中には「気づいたら食べなくなってた」というケースも。
ストレスを感じにくく、自然と摂取量が減るのは、継続しやすさの面でも大きな利点です。
生活リズムが整った
食事のコントロールが効くようになったことで、就寝・起床時間が安定し、日中の活動量も上がるなど、全体的な生活リズムが整った人もいます。
これはダイエット成功の土台として重要な要素です。
マンジャロを使っても「痩せない」と感じる理由
一方で、マンジャロを使っても思ったような効果を得られなかったという人もいます。
体重は減ったが、見た目が変わらない
「体重は落ちたけど、全然痩せたように見えない」
この原因の多くは、筋肉量の低下やむくみにあります。
筋肉が落ちれば引き締まり感がなくなり、結果的に見た目の変化が感じにくくなります。
一時的に減って、その後止まった
マンジャロで食欲は抑えられても、代謝が落ちたり体が慣れてきたりすると、体重が減りにくくなることがあります。
特に、運動習慣がないまま続けると、停滞しやすくなる傾向があります。
やめたらすぐ戻った(リバウンド)
薬を使って一時的に減量できても、生活習慣が変わっていない場合は、元の体型に戻ってしまうリスクが高くなります。
「食欲が戻って食べ過ぎてしまった」「筋肉が落ちて太りやすくなった」など、リバウンド報告は少なくありません。

マンジャロ使用中に運動が重要と言われる理由
マンジャロを使って体重が減っても、「見た目が変わらない」「すぐ戻る」といった悩みが出るのは、運動不足が原因のことも多いです。
筋肉が減ると代謝も落ちる
体重が落ちる=脂肪が落ちた、とは限りません。
摂取カロリーが減ると、脂肪だけでなく筋肉も一緒に減ってしまうことが多く、結果的に基礎代謝が下がりやすくなります。
これが、「痩せたのに太りやすくなった」と感じる原因の一つです。
見た目・姿勢・生活の質に差が出る
筋肉量が維持されていれば、同じ体重でも見た目が引き締まって見えるようになります。
また、猫背や巻き肩などの改善にもつながり、姿勢や体調、日常生活の快適さも変わってきます。
“数字”よりも“中身”を整える
体重という数字だけでなく、「筋肉が残っているか?」「代謝は落ちていないか?」といった体の中身の変化にも目を向けることが大切です。
運動は、マンジャロの効果を引き出すための“土台”でもあります。

医療用の薬としての注意点
マンジャロ(一般名:チルゼパチド)は、もともと2型糖尿病治療薬として開発され、医師の処方に基づいて使用される注射薬です。
吐き気・下痢・便秘などの消化器系症状
一部の人には、吐き気や下痢・便秘などの副作用が出ることがあります。
これは、消化のスピードが遅くなる作用によるもので、程度には個人差があります。
低血糖のリスクや倦怠感
特に他の糖尿病治療薬と併用している場合、低血糖のリスクがあると報告されています。
また、食欲が落ちすぎて、体力低下や倦怠感を感じる人もいます。
不安がある場合は、必ず医師に相談を
このブログでは、あくまで「体づくり」の視点から解説をしています。
マンジャロの使用や副作用について不安がある場合は、必ず医師に相談してください。
マンジャロをやめた後、リバウンドする可能性は?
マンジャロによって食欲が抑えられていた人ほど、薬をやめたときにリバウンドしやすい傾向があります。
薬を使って体重を落とすことはできても、「その後」の生活に備えておかないと、体は元の状態に戻ろうとします。
食欲が戻る=カロリーオーバーに逆戻り
マンジャロの作用がなくなると、自然と以前の食欲に戻っていく人が多いです。
このとき、習慣や思考が変わっていなければ、再び「つい食べすぎる」日常に戻ってしまいます。
代謝が落ちたままではリバウンドのリスク大
筋肉量が減っていたり、代謝が落ちている状態で食事量が戻ると、体は脂肪をためこみやすくなります。
結果的に、マンジャロ開始前の体重より増えてしまうケースもあるのが現実です。
一時的に痩せた“だけ”で終わらないために
リバウンドを防ぐには、「やめたあと」の生活設計が欠かせません。
薬の力だけに頼るのではなく、習慣・思考・運動などの土台を同時に育てていくことが大切です。
マンジャロに頼り過ぎない考え方
マンジャロで体重が落ちたとしても、その後の生活で元に戻ってしまえば意味がありません。
本当に大切なのは、「痩せたあとに何が残るか」です。
習慣が残らなければリバウンドする
薬で抑えていた食欲は、いずれ戻ってきます。
そのとき、食べ方や考え方の習慣が変わっていなければ、元の生活に引き戻されてしまいます。
「減った数字」より「変わった生活」
短期間の体重変化よりも、日々の選択や思考が変わることのほうが、よほど価値があります。
一時的なダイエット成功ではなく、「無理なく続けられるかどうか」が未来の体型を左右します。
頑張りすぎなくても、ちゃんと変われる
私たちV12では、限界まで頑張るようなダイエットではなく、生活に自然と溶け込む習慣づくりを大切にしています。
薬にすべてを頼らず、自分のペースで変わっていける方法を、一緒に探していきましょう。
まとめ|マンジャロと上手に向き合うために
マンジャロは確かに強力な薬です。
しかし、それだけでは健康的で長続きするダイエットにはなりません。
- 生活習慣の変化が伴わなければリバウンドする
- 筋肉量や代謝の低下を防ぐためにも運動が必要
- 本当に自分に合っているかは、医師や専門家と相談を
「どう痩せたか」より「どんな生活が残ったか」が、未来の自分をつくります。
マンジャロに限らず、薬に頼る前にできること、やめた後に残るものを意識して、自分に合ったやり方を選んでいきましょう。
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